健康のための習慣を続けるためには

その54

 大きな持病があるわけではない。血圧や尿酸値が少し高いというレベルである。健康になるために、テレビ、雑誌、本から得た知恵を健康のための習慣として取り入れてきた。
 1年ぐらい前には、ある本の紹介を取り入れ、毎朝にんじんジュースとしょうが入り紅茶を飲むということを試してみた。そのためだけにジューサーまで購入したが、半年ぐらいしか続かなかった。確かに体調はよくなったように思えたが、ジューサーを洗う手間とにんじんとリンゴを常に確保するということが面倒に勝てなかった。
 マインドマップ的読書感想文の紹介で本書を知った。本書で「健康本は無茶をいう」ことを指摘している。確かに健康本は続けられそうもない要求が多い。健康のために費やすお金と時間をどの程度想定しているか疑問に思う。平日、夜10時ぐらいまで仕事をするサラリーマンが費やす時間は限られる。平日、健康のためのルーチンを続けるためには強い意志が必要になる。
 本書から得たことと経験から健康のための習慣を続けるポイントは次のように思う。

1.明確な目的を持つ。
不健康より健康の方がよいという意識のレベルでは続かない。何のために健康になるのか。健康になって何をするか。
2.平日続ける習慣は短時間のものにする。
時間が長いと平日続けられない。短時間で凝縮してできるように工夫をする。
3.成果がわかるようにする。
定量的に成果がわかるような仕組みつくる。やれば良くなる。サボれば悪くなることが実感できるようにする。

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