図を描くことの大切さ

その５５

　相手に何かを伝えたいとき、言葉や文章でながながと説明するよりも、簡単な図の方が正確に伝わる。図は上手い、下手ではなく相手が理解できるレベルでロジカルに表現できているかがポイントである。
　小学生の算数の文章問題（息子の宿題）でも、少し難しくなると図を描かないと解けない。線分図を使って解く方法があり、この方法では「和」「差」「比」を視覚的にとらえることができ、答えを出す手がかりが、見つけやすくなる。
　図は伝えるとき、答えを見つけるときにも役立つ。逆にいうと、図を描けないということは、理解できていない、整理できていないということになる。仕事や日常生活での問題も、状況を正確に把握し、図に描くことができれば解決できるかもしれない。

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