2008-01-01から1年間の記事一覧

現実の改善

その27 問題が発生すると,反射的に自分は悪くないと考えてしまう。非難されることが苦痛であることと,解決のための行動を自分が責任を持って対応する必要が生じるためだ。しかし,自分の身に降り掛かるすべての出来事は,自分に否がなくても事実である。…

心が動かす

その26 心技体の能力を発揮するためには ①脳に持ち込まれた情報を認識する。 ②情報に対して興味を持つ。 ③様々な角度から深く考える。 心を動かすことがポイントとなる。自分で考え判断することで心を動かすことができる。 他人からの押し付けでなく,自分…

脳によい栄養

その25 脳内には約1000億個の神経細胞がネットワークを形成している。ネットワークをかけめぐる伝達物質の受け渡しで「こころ」が発生する。脳を働かせるエネルギーは食べたものを酵素が分解することで得られる。 ネットワークや伝達物質の質が「ここ…

笑顔の効果

その24 一流のプロフェッショナルは,プレッシャーのかかる過酷な状況でも精神的なゆとりがある。「苦しいときにもあえて笑う」という流儀をもつ人もいる。脳科学的には笑顔をつくることで前頭葉の働きが活発になり,考え方がポジティブで的確な判断ができ…

なぜそんなに働くの?

その23 最近,仕事から帰るのが遅くなったので,家族から「なぜ,そんなに働くの」と問われる。その言葉の裏には,「給料に差がつかないなら,ほどほどにしたら。体を壊すよ。」「クビにならない程度で仕事をしておけば。」「そんなにがんばったら損じゃな…

希望の光

その22 人々の不安を煽ることは,商売のネタに繋げやすい。こうしないと,もっと悪くなります。こうすれば,大丈夫です。その口車にのせられる人も多いだろう。 今は,情報の伝達スピードが速くなり,良い方向,悪い方向のどちらへでも極端に早く振れる。…

成果主義は悪か

その21 サブプライムローン問題が世界中に悪影響を及ぼした原因の一つは,トレーダーが短期的な成果を追い求めたことである。成果主義自体が問題ではない。過剰な成果を求めることが問題だ。人間が自分自身の欲望をコントロールできない限り,バブルは生ま…

深く考える力

その20 情報や知識は頭の中で分類,整理しないと活かせるものとならない。普段,無意識のうちに情報を分類,整理しており,うまく納まったものだけが,自分のものになっているのであろう。しかし,うまく整理できないことも多く,解決できる手段がないかと…

やりたいこと

その19 小学生の息子に「将来,何になりたいか,何をやりたいか」を聞いてもなにも答えが返ってこない。職業ではなく,こんな人でもよかったが,繰り返し聞いても目をそらす。育ての方針の一つは,「自ら考え、自ら行動できる知恵と勇気を持った人間になる…

精神状態のギア

その18 「世界の金融・資本市場の動揺がおさまらない。」2008年10月25日付け円高、株安に関する日本経済新聞1面である。精神状態のギアが恐怖・不安・安心・欲望の4つであるとすると,この1面からは不安,恐怖のギアになる。 この不安,恐怖の精…

ノートの使い方を極める

その17 仕事ノートの使い方がうまくできていない。「やることのリスト」か「会議,打合せの記録」を書くだけで活用が不十分だ。ノートの冊数が増えるばかりで,イベントが終われば後で見返すことがほとんどない。 ノートをP(計画)D(実施・実行)C(点検・…

ウェーブがタフにする

その16 米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻に端を発した金融市場の動揺で,ニューヨーク株式市場ではダウ工業株三十種平均が10,325ドルという2005年10月以来の低水準に落ち込んだ。その対策として10月3日,米国で金融安定化法が成立…

文章力(思考編)

その15 文章の質を高めるためには,思考力が重要である。普段どのように頭を働かせれば,思考力が身に付くであろうか。以下をヒントに頭の中の作業をパターン化し繰り返すことから始めたい。起承転結では「転」が最も重要であり全エネルギーを注ぐ。「転」…

文章力(技術編)

その14 読み手が正確に理解し,納得いく文章を書くことは難しい。しかし,訓練を積むことで身につくと思う。わかりやすい文章を書くためのポイントをまとめてみた。<読み手の脳内関所の作業を軽くする> ①脳内辞書 何の分野の話か明確にする。 ②情報分解 …

40歳

その13 40歳が近づき理由もなく焦りを感じていた。新しい自分の目標を具体的に持ちたいと思った。今年の前半,約半年間をかけてお金の流れ,情報の流れ,アウトプットの流れを整理し,少しずつ理想に近づけながら自分の「位置」を確認するように心掛けた。…

戦略性、正しい時間、意味のないこと

その12 梅田望夫氏のコラム「世界観、ビジョン、仕事、挑戦――個として強く生きるには」講演録(JTPAシリコンバレー・ツアー2008年3月6日)からのキーワードに感銘を受けた。 「戦略性」 明確な目標(得るものとそのための時間)を持ち、それを実現するため…

苦悩の先に

その11 あるテレビ番組で慶應義塾大学理工学部教授の小池康博氏が紹介されていた。研究のテーマは「フォトニクスポリマーとその光機能の基礎と応用」でプラスチック製の光ファイバ等の研究開発である。最先端の科学者だが、威張ったり、気難しかったりすると…

日本という国にかける

その10 投資信託の「よしあし」を判断するポイントが少しわかるようになった。何百とある中でよいと思われる投信が少ないことに驚いている。アメリカに比べ投資という文化が成熟していないために、証券会社に操られているというのが現状だろうか。 その中…

マネー

その9 日本ではお金の運用に関する教育を行わないためか、一般的に金融に関する知識が乏しい。私自身もそのような教育を受けたこともないし、子供の頃から「金融商品を買う(元本割れの可能性があるもの)=博打(一部の金持ちがすること)」というイメージを刷…

強靭な精神力

その8 今週テニスの試合(男子ダブルス)に出場するために、普段よりトレーニングを増やした。スタミナの強化とサーブの安定性向上を目標とした。 技術的な向上は短時間では難しいため、メンタル強化の面にも目を向けようと思い、「メンタル・タフネス ジム・…

ほんの少し

その7 自らの能力を高めるために、限られた時間で最大限の効果を得るためにはどうしたらよいかを考え続けている。どんな行動をとるか、それをどのように配分するかのプログラムは難しい。あきらめずに最善を模索していきたい。 欲張って多くの課題や高い目…

その6 社会人が限られた時間で効率よく学習するためのノウハウ本では隙間時間といわれるブツ切れの時間を無駄にしない方法が紹介されている。 学習の時間を確保し「量」を増やすこととともに、「質」を向上することも重要である。人間は脳の一部分の力しか…

「破壊」という名の中毒性の液体

その5 最近、アルコールに対する対応力が落ちてきて、飲酒した翌日、体調が優れないことが多くなってきた。精神的な抑制力も落ちており、少し飲むと、勢いづいて飲酒量をコントロールできなくなり、翌日、自己嫌悪に陥ることもしばしばである。何とかコント…

Best Selection Ⅱ

その4 仕事場の音楽好きの人たちと、お薦めの曲を集める企画があり応募したので紹介します。Best SelectionⅡ 1.the Love Bug/m-flo loves BoA 2.Virtual Insanity/Jamiroquai 3.Lonely Man/SHOUGUN 4.Don't You Worry ' bout A Thing/Incognito 5.Why Can't…

勇気を持て

その3 今年の正月に、テニスの目標(心掛けること)として「意識の配分ができるようにする」ということを宣言した。ダブルスの試合では、後の3人の得意・不得意が何か、次のポイントで何をしようとしているかを意識する。自分がアプローチで前につめるときに…

熟睡するために

その2 最近、熟睡できなくなってきたため、快適な睡眠を得るために、いろいろな試みをしている。 道具で効果のあったものを挙げると、まず「枕」。枕は材質と高さがポイントである。寝返りがスムーズにできるように、適度な硬さが必要である。軟らかすぎる…

桃栗三年柿八年

その1 小学三年生の息子は、3歳頃から塾に通わせ国語、算数を学習させてきた。最近、教材の内容と実年齢のギャップが大きく、学んだ内容が身になっていないと思ったので、思い切って国語を止めるように塾に申し入れた。 こちらの申し入れに対し、塾の先生…